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北茨城市、一般会計決算を9億9,579万円の黒字で認定

北茨城市議会は、一般会計決算約213億円を認定。生活費負担軽減策を盛り込む補正予算も可決。
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令和5年第3回北茨城市議会定例会が、9月25日午前11時04分に開議され、様々な議案が審議された。

重要な議案の一つとして、令和4年度北茨城市一般会計及び同特別会計歳入歳出決算の認定が取り上げられた。決算状況において、一般会計収支は歳入決算額213億1,619万2,000円、歳出決算額は201億5,814万9,000円となり、翌年度繰越し分を控除の結果、9億9,579万円の実質収支を確保した。

この度の会議では、豊田弘俊産業建設委員長が、議案第57号の決算に関する報告を行い、歳入においては、財政力指数や経常収支比率等の推移が説明された。議員からは深い質疑がなされ、さらなる予算の改善が求められた。

また、教育委員会の委員の任命や財産の貸付けについての議案も審議され、特に教職員定数改善にむけた意見書を求める請願が可決した。この請願は、子どもたちの教育環境改善を目的に、政府に対する要請を含んでいる。

一方、原油価格と物価高騰の影響を受ける中、生活負担を軽減するための施策として、令和5年度一般会計補正予算(第5号)も提案され、議員からの賛同を得て可決された。特に、水道料金の一部免除が注目され、地域への支援が強調された。

さらに、新たに提起された議案第63号では、年初に発生した道路作業に関わる事故の損害賠償が承認され、安全対策の強化が必要であるとの意見も挙がった。一連の議論の中で、議員達は市民生活の法的保障と安全を確保するための重要性を強調した。

今定例会は6つの議案を含む多様な案件が審査され、最終的に全ての案件は承認され、閉会に至った。議長の前田利勝氏は、活発な討論を評価し、今後も市民のための施策推進を呼びかけた。

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議会名令和5年第3回北茨城市議会定例会
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