令和4年6月17日、北茨城市議会は第2回定例会を開き、重要な議案について審議を行った。
議会では、議案第31号の専決処分の承認と、議案第34号の土地改良事業の計画の概要などが審議された。特に、議案第31号については、ワクチン接種に要する経費の増額が求められ、新型コロナウイルス感染症対策の一環として重要な役割を担っていることが強調された。文教厚生委員会の熊田栄委員長は「全委員異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました」と述べ、採決では満場一致で可決となった。
議案第38号の令和4年度北茨城市一般会計補正予算(第3号)も同様に、ウオーキングロード整備事業への増額が確認され、順調な進捗が期待されている。こちらも「委員会の慎重な審査を経て、全委員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました」との報告があった。これにより、市民の健康促進に寄与する施策の一環として注目されている。
また、議会議案第6号では、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射に対する抗議の意見書が提出された。鈴木康子議員は、ミサイル発射が国連の決議に違反していることを指摘し、「北茨城市の安全を守るためにも、この行動に声を上げるべきである」と強調した。この意見書は議会全体で賛同を得て、原案どおり可決される見通しとなった。
議案第39号では、中郷第一小学校屋内運動場の長寿命化改修工事の請負契約締結のための議決が求められた。文教厚生委員会の熊田委員長は「詳細について確認し、質疑応答を重ねた後、全委員異議なく可決すべきものと決しました」と報告した。
これらの議案は、市民生活や安全に直接関わるものであり、今後の実施が期待される。議会は継続審査を申し出る案件もあり、引き続き市の発展に寄与するための慎重な審議が求められる。すべての議案が無事可決され、議会は終了した。