令和6年3月定例会（第1回）が令和6年3月12日、北茨城市議会で開かれた。主要議題には一般質問があり、市民福祉部長や教育長らがそれぞれの所管に関する問題について報告を行った。
特に注目を浴びたのは、南中郷駅周辺のまちづくり及び新しいキャンプ場の整備計画だった。市長は、南中郷駅周辺の再開発計画を進める重要性を強調し、現在の地域の状況を踏まえた整備を行う方針を示した。
また、北茨城市の人口減少問題についても話題に上った。市長は、自然減が影響していることを認め、子育て施策を推進することで住民の増加を目指す所存を述べた。
さらに、消防団活動の重要性や地域移行による部活動の運営状況について、保護者や地域住民に対しての周知活動の強化を含め、早急な改善が必要とされる部分も報告された。
今後、地域クラブ活動や部活動の地域移行に伴う新たな運営方法の確立が期待されており、地域全体での娯楽活性化が必要であるとの意見が出された。
参加議員は、各々の議題に対する質疑応答を通じて建設的な意見を共有し、さらなる地域発展を促進するような施策を求めた。これにより、地元住民に向けたより良い環境やサービスの提供が期待されるとともに、地域活性化のための具体的な計画が提案された。