令和4年3月7日、北茨城市議会において、令和4年第1回定例会が開いた。
一般質問が行われ、主にコロナ対策や近隣自治体との連携、そして新清掃センターに関する運営方針が議論された。
新清掃センターの運営について、高萩市との共同運営が行われることが確認され、安定した運営が望まれるという意見が多く出た。特に、経済的な負担を軽減するため、民間委託が進められる見通しである。
また、コロナ禍の影響を受けた経済的支援策として、国の助成金や市独自の支援策が実施されていることが強調された。特に、医療機関や学校へのワクチン接種が進められ、教育環境の整備が進められる中で、ワクチン接種は重要な課題とされる。特に、エッセンシャルワーカーへの接種を優先的に行う旨が発表された。
一方で、高齢者の見守りについても触れられ、民生委員による訪問活動が再開されつつあるが、感染防止に留意しながらの活動が求められている。
また、観光業の回復に向けて、北茨城市の自然を生かしたキャンプ場整備などが取り上げられ、近隣市町との連携も強調された。特に、サイクリング道路の整備が新たな観光促進につながることが期待されている。
昨年からの国際情勢を受け、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議文が提案され、賛成多数で可決されるに至った。
最後に、人口減少に対応する施策について確認が行われ、企業誘致や地域資源の活用による新たな雇用創出が必要であると指摘された。特に、デジタル化の推進も視野に入れる必要がある。
この会議での議論を基に、今後の北茨城市の施策がより実効性のあるものになることが期待されている。