令和4年6月8日に開かれた北茨城市議会定例会では、一般質問が行われ、主に旧華川中学校跡地の利用についての議論が集中した。柴田キクエ議員は、旧華川中学校跡地利用の計画を詳細に語り、感心を集めた。
この計画は、耐震化された既存の屋内運動場を含むスポーツパークの整備を含むもので、世代を問わず様々なスポーツが楽しめる場として地域に親しまれることを目指すものである。柴田議員は「スケートボードやグラウンドゴルフのためのスポーツパークが整備されれば、地域活性化に寄与する」と強調した。
また、新たなスポーツ施設の設置に伴い、利用者からの駐車場の重要性が指摘され、審議された。市長は「スポーツ施設利用者の増加を見込み、十分な駐車場の確保に努める」とした。
その後、今井路江議員が続いてタイムライン防災について質疑。この取り組みは進行型災害に対する事前の対応策を整理したもので、市では現在、住民避難のためのタイムラインの策定に取り組んでおり、7月中には広報を通じて市民に周知を図る計画だと説明された。
さらに、ワクチン接種の進捗状況や接種方法についても議論され、今後の接種スケジュールに基づき、休日に接種機会が確保されることが確認された。これを受けて市民が安心して接種を受けられる環境づくりが求められている。
最後に、市内の防犯対策についても報告され、警察との協力により防犯カメラの設置が進められている状況が紹介された。市は今後も地域住民の安全を優先し、防犯対策に努めてまいりたいとの姿勢を示している。