大子町議会は、令和5年第1回定例会を開催し、議長や副議長の選出を行った。
新しい議長には菊池靖一氏が選任され、挨拶の中で町の発展に向けて努力していくことを誓明した。この席で、菊池氏は議会と執行部が切磋琢磨し、町民の福祉向上を目指すことを強調した。また、議長としての任期を通じて、後任の議会活性化に向けた取り組みを行う意欲を示した。
議長選出の後、追加日程として副議長選挙が行われ、齋藤忠一氏が選任された。齋藤副議長は、議長を支えながら議会運営に努めると意気込みを表明した。議員らはこれを承認し、適切な議会運営が期待されている。
会議では、町長提出の各種条例案が次々と採決の運びとなり、公文書公開条例や個人情報保護法など、重要な提案が原案通り可決されるなど、大子町に関わる重要課題の議論が進められた。
特に、町民生活に直結する国民健康保険や介護保険に関する予算案が可決され、今後の施策に向けた予算が整えられることになった。議会では、町長からの報告を受け、和解及び損害賠償についても質疑応答があり、建設課長が樹木の破損事故について説明した。
最後に、議会は全ての案件を無事に終了させ、今後の町の発展が期待される旨を再確認し、閉会となった。