令和3年第1回大子町議会定例会が行われ、多くの議案が原案通り可決された。
重要議案として、医師修学資金貸与条例が挙げられる。町長の提案であり、議会の全員がこれを支持した。これにより町内での医療人材が増加する見込みがある。
次に、産業活動活性化のための固定資産税特別措置に関する条例の改正も、原案通りに可決。地域の経済促進が期待されるとともに、雇用機会の創出に役立つという。
さらに、町営体育施設の管理に関する条例の改正を受けて、利用者の様々な意見が反映された。質疑では、体育施設の使用優先者についての懸念が表明されたが、教育委員会事務局長の山崎仙一氏の回答で、代替地の活用が提案された。
加えて、大子町介護保険条例も改正され、より良い介護サービスの充実が図られる。指定居宅介護支援の基準も見直され、適切なサービス提供が期待されている。
その他にも、観光関連施設の指定管理者の指定や、新庁舎建設に関する議案も可決。これに伴い、町民への利便性を向上させる狙いが見られる。
重要な補正予算として、令和2年度の一般会計補正予算が議論され、ワクチン接種記録管理のシステム改修や医療用蓄電池購入費が計上されることになった。