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大子町議会で新庁舎建設について質問続出

大子町の新庁舎建設を巡る議論が続き、特産品や交通弱者支援策についても注目が集まる。
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令和3年第1回大子町議会定例会では、新庁舎建設の進捗について、各議員からの質問が相次いだ。

特に、町の特産品である大子漆や大子那須楮、八溝杉の使用に関する提案が注目を集めた。町長の高梨哲彦氏は、「新庁舎の設計において県産材の使用を重視し、特産品の一部を内装に採用する計画がある」と述べた。具体的には、カウンターや棚の装飾に大子の特産品を使用する意向を示している。

さらに、庁舎内に小さな特産品コーナーを設置する案も前向きに検討されており、町民や来庁者に地元の魅力をアピールする機会が増える見込みである。思いやり駐車場や来庁者用の駐車スペース297台の設置も進行中で、外構にはガーデンスペースやフラワースペースも用意される。

また、新型コロナウイルスの影響を受けた中での山岳事故の話も挙がり、令和2年度には8件の遭難事故が発生したことが報告された。観光商工課の内田さち子課長は、岡山県などと連携しハイキングコースの整備に努めていることを強調した。特に、観光客が安心して楽しめるよう、道標や注意喚起の看板設置に力を入れているとした。

その一方で、高齢者や障害者など交通弱者への支援策も検討されており、ワクチン接種においては無料送迎バスの運行予定があるなど、幅広い地域サービス向上の意向が示された。

このように、新庁舎建設や地域の特産品の活用、交通弱者への支援策などが議論され、今後も町の発展と安全な環境を目指した施策が期待されている。

議会開催日
議会名令和3年3月大子町議会定例会
議事録
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