令和3年9月8日、大子町議会は定例会を開会した。
議長の齋藤忠一氏が議会の運営を宣告し、出席議員は13名で定足数を満たしていた。
本定例会では、会議録署名議員の指名が行われ、川井正人氏、藤田稔氏が選任された。続いて、会期の決定が議題となり、9月17日までの10日間とすることが決定された。
会期中のスケジュールには、町長の行政報告や一般質問が含まれ、休会期間を経て、最終日には逐条審議が実施される予定である。
町長の高梨哲彦氏は、今年度の提出議案の概要について説明を行った。内容は変更請負契約や条例の改正、過疎地域持続的発展計画の策定など多岐にわたる。具体的には、工事変更請負契約の専決処分、固定資産税課税免除に関する条例の改正などが含まれる。
また、高梨町長は新型コロナウイルスの影響を考慮し、議案説明を省略しつつ感染対策を強調した。議会では、健康と安全を守るため、間隔を取って着席し、マスク着用を奨励した。
最後に、提出された議案のうち、財政関連の決算については、予算・決算委員会に付託されることが決まった。今後の審議結果が期待される。