令和3年4月30日、県内で大子町議会臨時会が開催された。
この臨時会では、袋田の滝観瀑台デッキ改修工事の契約変更報告が行われ、新型コロナウイルスの影響に伴う国民健康保険税の減免に関する条例改正案や、税条例の改正案などが審議された。
会議では、町長の高梨哲彦氏が提出した議案の説明が行われ、報告に挙げられている各議案について詳細な説明がなされた。
特に、国民健康保険税の減免条例の改正については、「新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した国民に対する支援を継続するため、適用期限を延長する」と強調した。
また、一般会計補正予算にも議論が集中し、補正額は2,553万4,000円の増額となり、歳入と歳出の総額はいずれも155億4,496万9,000円に達する見込みであるという。
これは、交付金などの交付決定に基づくものであり、様々な支出用途が含まれている。
さらに、観光商工課長の田那辺孝氏からの報告では、袋田の滝の工事遅延に関する質問があり、報告が遅れた理由について「工事状況の確認に時間を要したため」と説明した。
町議会では、提出された全議案について最終的に原案通りの承認が行われた。
今回の臨時会は、感染症対策を講じて行われ、新型コロナウイルスに関する情報も重要な議題となっている。
多くの職員が感染対策に従い、議会は安全に運営された。
議長の齋藤忠一氏によると、本会議に付された全ての案件は無事終了したとのことで、次回の議会に向けた準備が進められることが期待されている。