令和元年第2回大子町議会定例会では、町民の生の声が反映される一般質問が行われた。特に、鈴木陸郎氏の発言が注目される。彼は、選挙公約に基づく庁舎整備の進捗状況や経費の削減について質した。また、高規格的道路の進捗状況も問われ、地域の交通インフラ整備が急務であることが強調された。この中で、町長は高規格道路整備の重要性を再確認し、地域の経済発展に資する見通しを示した。
一方で、子育て支援や教育に関する質問も多く見られた。教育委員会事務局長の山崎仙一氏は、外国語教育の充実について説明し、中学生のグローバル人材育成に向けた施策を進めていることを伝えた。さらに、木育の取り組みについても触れ、自然環境とのふれあいを通じて子どもたちの成長を促す方針を示した。
次に、豊かな自然環境を生かしたまちづくりについて、多くの議員が発言した。高梨哲彦町長は、豊かな森林資源を活かした地域興しの重要性を訴え、森林環境税や森林経営管理制度の導入により地域の持続可能な発展を目指すと述べた。特に自然環境は、大子町の魅力の一つであり、それを保つことが町の運営において必要であると考えている。
その一環で、高齢者の健康と長寿に関する質問も行われた。健康増進課長の菊池光子氏は、地域包括ケアシステムの構築に向けて地域住民が支え合う体制が重要だと述べた。また、消防体制についても言及があり、定数46名に対し実際には43名という状況や、その中で職員が担う役割についても話が及んだ。
最後に、空き家問題の解消については、まちづくり課より空き家バンクの活用や、町が行う取り組みの報告があった。空き家活用は地域活性化に寄与するため、今後も地域住民と密に連携し、課題に対処していく方針が示された。議会の内容は、町民の関心が高いテーマであり、今後も引き続き注視されるであろう。