令和5年12月6日、大子町役場議会議場にて、令和5年第4回大子町議会定例会が開会した。
出席議員13名、議長の菊池靖一氏が開会の宣告を行い、定足数に達していることを報告した。
日程に沿って会議を進行し、まずは会議録署名議員として、菊池富也氏と金澤眞人氏が指名された。続いて、会期の決定が行われ、定例会は12月6日から13日までの8日間とすることが確認された。
また、町長の高梨哲彦氏が提出議案の概要を説明し、新規条例2件、一部改正条例5件、補正予算6件の計13件を予定していると述べた。特に、交流拠点施設の設置に関する条例や、浄化槽整備事業に関する条例の制定が挙げられ、地域の活性化に寄与することが期待されている。
補正予算の内容も説明され、たとえば、ふるさと大子応援寄附金事業費や、町営研修センター体育館の耐震診断等に資金が充当されることが示された。
一方、今年度の国民健康保険税の条例改正についても言及され、産前産後期間における税を減額することにより、全世代対応型社会保障制度の構築を目指すとした。特に、地域住民の生活支援という点で意義があると言える。
今回の議会では特に新たな条例の提案と補正予算の内容が焦点となっており、それが地域社会に与える影響についても注目される。各議員からの慎重な審議が期待されている。
最後に、全日程の終了をもって散会となり、終了時刻は午前10時11分となった。