令和4年第1回大子町議会定例会が、3月14日に開かれ、各議案が迅速に可決された。
議会では、町長提出の議案が中心に討議された。特に、大子町公共施設整備基本条例や、大子町学校教育施設整備基金条例については、議員から質問が提起されなかった。これにより、議案は順調に進行し、全て原案通りに可決された。
大子町国民健康保険税条例の一部改正については、金澤眞人議員が、内容を分かりやすく伝えるパンフレットなどの予定について質問した。町民課長の内田さち子氏は、「町民の皆さんには本算定前までにお知らせする」と述べた。
さらに、追加日程として、議長辞職の件や、議長・副議長選挙も行われた。議長辞職願が承認され、新議長には金澤眞人議員が選出された。新しい議長は、「微力ではございますが、任期全力で頑張りたい」と抱負を述べた。
副議長選挙では、菊池靖一議員が当選し、「議長をしっかり補佐し、討議を通じて合意形成を図りたい」と発言した。これからの議会運営に期待が寄せられる。
他にも、令和3年度の一般会計補正予算や、国民健康保険事業特別会計補正予算、介護保険特別会計補正予算なども議論され、いずれも原案通り可決された。また、議員提出のロシアによるウクライナへの侵攻に対する決議も可決され、町議会の見解が示された。