令和5年5月1日、大子町において議会臨時会が開催された。
この会議では、税条例や健康保険税に関する改正議案等、計11件の議案が承認された。町長の高梨哲彦氏は内容について、特に新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた削減措置や条例廃止について言及した。
具体的には、大子町国民健康保険税条例の一部改正や、国民健康保険税の減免に関する条例の廃止が上程され、すべての議案に対し特段の異議はなく承認された。特に、国民健康保険税の減免条例に関して、町は新型コロナウイルスの影響による措置を終了する方針を示した。
また、議案第41号の令和４年度一般会計補正予算の専決処分は、補正額が3,140万7,000円の減額となり、総額は125億8,301万3,000円に修正された。赤津康明副町長は、他の補正予算についても詳細な説明を行い、特に新型コロナワクチン接種事業費について言及した際には、計上額が9,700万1,000円となることが報告された。
最終的には、すべての提案が異議なしで承認され、令和5年度の一般会計補正予算（第2号）も合意に至った。議会は午前11時19分に閉会となり、議員たちは慎重かつ迅速な審議を評価した。今回の審議では、今後の財政運営に影響を与える重要な内容が含まれたため、町民への情報提供が期待される。