令和4年6月に開催された大子町議会定例会では、重要な議題が多く議論されている。
この会議では、国民健康保険税や介護保険料の減免に関する条例の改正が審議され、特に町民への影響が注目された。
議案第52号に関し、町民課長の内田さち子氏は、負担の増加幅についての質疑に答えた。
対象世帯はおおよそ2,900世帯で、年間で約145,285円の増加が見込まれ、平均的には192円程度とのことである。
さらに、コロナウイルスの影響による社会保障制度の維持についても、多くの議員が意見を述べた。
スタンスとしては、低・中所得層の負担を軽減する施策が求められており、具体的な数値が示されたことは町民にとって重要な意味を持つ。
また、新たに取得する車両についての議案も多く可決されており、その中にはごみ巻き込み車やし尿収集車、高規格救急自動車が含まれている。
これに対し、菊池富也君は獲得する車両の入札参加者が同じ業者であることについて質問をした。
財政課長の飯岡隆志氏は、条件付一般競争入札によるもので、その結果として同じ業者側で入札が行われたと説明した。
また、茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員補欠選挙が議題に取り上げられ、議長の金澤眞人氏が自らを指名し当選へと進む流れがあった。
このように、今定例会では多くの町民に影響を与える事案が多く取り上げられた。
また、運営においては議員たちの参加も活発で、意義深い質疑も行われたのが印象的である。