令和3年第4回大子町議会定例会が11月30日に開会した。
高梨哲彦町長は議員に向けて、様々な議案を提出することを伝えた。議題は、新規の条例や補正予算など多岐にわたる。この中には、子育て世帯への臨時特別給付金も含まれているという。これにより町の予算は116億4,557万円に上昇する見込みだ。
会議は、齋藤忠一議長のもと進行された。まず、会議録署名議員として菊池富也氏と大森勝夫氏が指名された。続いて会期について議論が行われ、会期は11月30日から12月9日までの10日間に決定された。議長は「異議なし」とする声を確認し、承認された。
議案第80号、令和3年度一般会計補正予算についても説明があった。町長は、補正額が7,931万5,000円増の、歳入歳出ともに116億4,557万円に達するとした。提案の中には、町の新たな財源を構築する施策が含まれ、特に子育てに対する支援が強調された。また、新庁舎の文書庫棚の取得や固定資産評価審査委員の選任も予定されている。
他に、議案第81号から第93号までの多くの内容が議会で審議される見込みで、町の行政運営のさらなる発展が期待される。町民の声に耳を傾けつつ、地域振興に努める姿勢も述べられた。
質疑応答セッションでは、議題に対する具体的な質問は見られなかったが、全体として円滑な進行を見せ、反対意見も出なかった。これにより、議案第80号が無事に可決され、次回以降の議案審議へのステップとなった。
議会は午前10時に開会され、午前10時11分に散会した。議会の運営や経済政策について町民に向けた説明が十分に行われている。今後の会議でも、地域の課題解決につながる内容が議論されることが期待されている。