令和3年9月13日、定例会が開催され、新型コロナウイルス感染症に配慮した議事進行が行われた。
議事では、町営墓地の管理状況についての質問が飛び交い、特に池田墓地の周囲の樹木の管理問題が取り上げられた。菊池靖一議員は地元住民の意見を反映し、町の対応を求めました。生活環境課長の飯泉公一氏は、利用者個人での管理が基本で、山側の樹木に関する相談には町が対応する意向を示した。
次に、AI乗合タクシーについても質問が集中した。この新たな交通手段は実証実験を経て、10月から本格運行となり、松本成夫教育長は「公共交通体系の再構築を目指している」と述べた。現在361人が登録しており、前年に比べ利用者が増加しているが、運行状況に対する議員の懸念も見受けられた。
また、昨年度の地方創生臨時交付金については、総額7億2375万円の見込みが示された。そんな中、返還額が2300万円に達したことが報告され、無駄のない事業運営が求められているとのこと。健康増進課長の菊池光子氏は、新型コロナウイルス関連のPCR検査が始まることを説明し、健康状態の把握と地域住民の安心につなげる考えを強調した。
災害時の避難指示に関しては、慎重な運営が行われ、感染症対策も踏まえた体制が整っていることが報告された。また、道の駅のイルミネーション計画が話題に上り、地域住民との連携強化が期待されている。
最後に、新庁舎建設のチェック体制について、進捗状況とともに、適正なコスト管理が行われているとの説明がなされ、今後も引き続き精査する必要性が強調された。