令和5年5月16日、苫小牧市議会で臨時会が開かれた。議事では副議長の選挙、監査委員の選任、港管理組合議会議員の選挙が行われることが決定されている。
最初に実施されたのは副議長の選挙である。議場には28名の出席議員がおり、投票が行われた結果、岩田薫議員が19票を獲得し、副議長に選任された。岩田氏は、「課題が山積している現状において、議員が一致団結して取り組む必要がある」と述べ、団結の重要性を強調した。
次に、苫小牧市監査委員の選任が行われた。任期満了に伴い、神山哲太郎氏の後任として越川慶一氏が選ばれることが決まった。市長の岩倉博文氏は、議会に対し「市民の信頼を得るため、透明性を確保し、適切な予算執行に努める」と依頼した。
議案は全会一致で賛成を受け、越川氏の挨拶も交えつつ、担当する責任の重さが再確認された。越川氏は、少子高齢化や人口減少など、現状の厳しさを述べ、その上で信頼性を高める監査活動に尽力することを誓った。
最後に行われたのは苫小牧港管理組合議会議員の選挙であり、こちらでも投票が行われた。結果、首藤孝治、竹田秀泰、池田謙次、谷川芳一、松尾省勝の5名が当選することが報告された。議長は、選任された議員に対し、市民のために尽力することを求めた。
本会議では、全体を通じ議員と市民との信頼関係を深める重要性が様々な発言を通じて確認され、これからの議会活動に期待が寄せられている。