令和2年12月7日に開催された苫小牧市議会では、重要な議題が多岐にわたって議論された。
越川慶一議員は、苫小牧中央インターチェンジ周辺の利活用について質問をし、インターチェンジ開通に伴うまちづくりの観点からの施策を問うた。総合政策部長の木村淳氏は、「インターチェンジの開通による交通利便性向上が期待される」と述べた。さらに、用途地域の緩和についても言及し、「商業施設やサービスの誘致を進めたい」と強調した。
続いて、苫小牧駅前の再整備についての議論が行われた。越川議員は、駅前の再生が必要とし、市と司法の連携による進捗状況の透明性を求めた。さらに、苫小牧市の今後の景観や活動機会を考慮し、駅前活性化策が必要だと訴えた。
さらに、明野地区への新駅設置についても質問があり、新駅設置の必要性についての考えを求めた。総合政策部長は「新駅による地域利便性の向上が期待できる」と述べたものの、経済状況やその他の制約が影響を与えていると説明した。
また、行政創革プランについても意見が交わされ、コロナ禍における市の取り組みが強調された。調査やデジタル化の推進が市の目標として示され、職員の働き方改革も進展中であると報告された。
最後に、市立病院や介護事業者への支援策が議論され、病院の経営や感染症対策の重要性が取り上げられた。市長は、「医療従事者への支援が欠かせない」と発言し、事業者への配慮が必要である旨を述べた。