令和3年第17回苫小牧市議会定例会が9月2日に開催された。
今回の会議では、令和3年度一般会計補正予算(第4回)や国民健康保険事業特別会計補正予算、また介護保険事業や後期高齢者医療、上下水道事業の会計補正予算等、多岐にわたる議案が提案され、様々な質疑が行われた。
特に目を引いたのが、議案第4号「令和3年度一般会計補正予算(第4回)」に関する内容である。
この議案では、新型コロナウイルス感染症への対応として、特に経済支援や福祉関連の施策が盛り込まれている。
加えて、3億7,345万円の契約金額で(仮称)苫小牧市民ホール整備運営事業が進行中であり、9月の中旬からは勇払マリーナでの釣掘り設置が考えられている。
また、全国高校アイスホッケー大会でのクラスター発生に関して、所在及び詳細な感染者数が報告され、参加する選手及び関係者の健康管理の重要性が強調された。
この件について、市は厳格な感染防止策の徹底を求めており、今後の大会運営における教訓を重視している。
それに続き、苫小牧市は2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、ゼロカーボンシティ宣言を行った。
その影響で、再生可能エネルギー基本戦略の策定が進められ、市民との協働や地域経済への波及効果が期待されている。