令和3年の5月11日、苫小牧市議会の第15回臨時会が開かれた。
主な議題には、議長の辞職問題や新議長及び副議長の選任が含まれた。
特に、金澤俊前議長の辞職および板谷良久氏の新議長当選が、会議で重要視されている。
議長を辞職した金澤氏は、前任中の経験を振り返り議会運営に関する感謝を述べ、今後の発展を願ったことが述べられた。
今回の臨時会において議会の運営方針として、新型コロナウイルス感染症対策が引き続き重視される見通しが示された。
また、質疑応答が行われなかった報告第1号と第2号の活動報告は、特に市民の安全確保に向けた取り組みが強調された。
特別委員会からの報告においては、市民ホール整備の方針が紹介され、その中でも民間事業者からの意見を参考としながら、PFI方式を検討することが確認された。
この取り組みは、地域経済における公共サービス向上を目指したものである。
さらに、苫小牧港管理組合議会に関する議題も存在しており、新たに選出された議員たちが今後の港湾管理を担う。
各議員からの報告や討論が行われたが、全体的に市の発展関係の内容が重点として取り扱われた。
今後も議会が一致団結し、市民の期待に応えることが求められている。
板谷新議長は、今後の目標として、苫小牧市における持続可能な成長を掲げ、積極的な議会運営を推進していく意向を示した。