令和3年3月9日、苫小牧市議会第13回定例会が開催された。今回は一般会計予算及び企業会計予算の審査結果が報告された。
議長の金澤俊氏が進行し、報告第1号として一般会計予算審査特別委員会の松井雅宏委員長が登壇した。委員長によると、令和3年度の一般会計予算については、特別委員会が慎重に審査を行い、全会一致で原案を可決することが決まった。今後の議論を期待される内容だ。
続いて、報告第2号が議題として取り上げられた。企業会計予算審査特別委員会の岩田薫委員長が説明した。彼は、令和3年度の各特別会計・企業会計予算及び関連議案についても報告し、議案第11号及び第14号から第17号は全会一致で可決。そして、議案第12号、第13号及び第21号は賛成多数で可決された。
質疑応答は行われず、討論に移行する段階でも異議は出なかった。議長は、各報告に対する議会の意見を求めたが、議員からの異議はなかった。このスムーズな流れは、議会内での合意形成が進んでいる証と捉えられる。
最終的に、議案のすべては委員長の報告どおりに決定された。会議は午後2時に散会し、議会の運営に一定の成功が見られた。今後も苫小牧市の予算が市民の期待に応えるものであることが求められる。