安中市議会の令和5年第4回定例会が、11月30日に開会した。
会期は12月14日までの15日間と決定され、議事を進めることに合意した。
今回の会議では、議案第84号「安中市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」など、多数の議案が上程された。議案第84号については、市民環境部長の萩原正視氏が詳細を説明し、賛成の意見が多く聞かれた。具体的には、給与に関する条例改正が進められ、全体としての職員の処遇改善に寄与することが期待されている。
また、議案第86号「安中市健康増進施設恵みの湯条例の一部を改正する条例」については、副市長の清水昭芳氏が説明を行い、料金改正の理由として諸物価の高騰があげられた。金井久男議員からは料金引き上げに対して市民の利用を懸念し、具体的な見解が求められた。副市長は今後の運営において、経営改善に努める方針を示した。
人権擁護委員の推薦議案については、市長の岩井均氏が提案し、適任者としての経歴を語りつつ選任を求めた。これに関しても質疑がなく、全ての賛成により可決された。
議案の全容として、安中市では引き続き職員処遇の改善と市民の健康維持を重視し、さまざまな施策を進める方針が打ち出された。さらに、今後も健康な生活を支えるための施策が期待される。