令和3年6月24日に開催された安中市議会定例会では、重要な議案が可決された。
特に注目されたのは、国民健康保険税に関する条例の改正である。福祉民生常任委員長の小林克行議員は、「今回の改正は、地域住民に必要な医療サービスを提供するために、大変重要な議案である」と述べた。これに対し、議会全体が賛成し、原案通り可決された。
次に、介護保険条例の改正も行われた。小林克行議員はこの改正の重要性を強調し、多くの議員からも支持を受けて、議案は全会一致で可決された。介護に関するサービス向上が期待されている。
また、後期高齢者医療特別会計の補正予算も採決され、無事に可決された。この予算は、地域の高齢者を支援するために必要不可欠なものであると認識されている。
続いて、デジタル化に関連する個人情報保護条例と手数料条例の改正が行われた。この改正に対し、総務文教常任委員長の小林訂史議員が報告を行い、「デジタル庁が設置される中で、市のシステムの整備を進めるための制度として必要がある」と語った。
さらに、議会議案第2号である核兵器禁止条約の批准を求める意見書（案）についても採決が行われ、賛成多数で可決された。この件については、環境問題とともに国際的な問題を市議会としても意識して取り組んでいく姿勢が示された。
議案第70号の令和3年度一般会計補正予算（第4号）では、253億円が新たに計上される形となり、大きな予算になった。この中には、コロナ対策用の支援金も含まれている。
全体的に、本日行われた議案採決については、透明性があり否定的な意見はほとんどなく、議会の一体感を持った運営がされていた。今後の市政運営に期待がかかる。