野田市でのハラスメント対策が進展している中、3つの相談窓口が設置されています。相談件数は4件で、実際に1件がパワハラに当たるとして懲戒処分が行われました。相談は主に人事課で受け付けられ、相談者のプライバシーを重視して詳しい場所が設けられています。今回の懲戒処分を受けて、再発防止のため、研修が行われています。管理職を対象にした人権研修では、ハラスメント防止に関する意識の徹底が目指され、職員に研修を受けてもらうことで問題の再発を防ぐ取り組みが展開されています。また、相談員連絡会も設けられており、研修で得た知識や事例を共有し、今後も継続していく方針が示されています。
次に、野田市の食品ロス削減についてお聞きします。過去5年間の事業におけるノックス券の利用状況は130店舗まで減少。市内での食品ロス削減の取り組み、マナー遵守の啓発が求められています。周知方法を模索し、地元飲食店の協力が得られるようなアプローチが今後の課題です。
さらに、自転車の活用促進が課題になっており、自転車条例の策定を進めている野田市。安全運転意識向上のため、教育を強化し、また、シェアサイクルの導入に向けた検討も続けています。市内ではシェアサイクルの導入が難航しているが、観光としての需要を見据え、公共交通機関との組み合わせを検討していく方向が示され、今後の具体的な計画策定が期待されます。
最後に、消防団員の減少が続いており、過去5年で約90人減少しました。近隣市でも減少傾向にあります。消防団員確保のため、市職員を団員にする施策が行われており、年齢についても幅広い層が参加しており、組織への理解を深めることに努めています。操法大会に関するルールも見直され、出場する機会を定めることで負担の軽減を図っています。さらに、消防団に求められる役割や期待が高まっている中、地域活動への参加を推進する必要があるとされています。
今後も、市内団員からの意見を基に、操法大会の見直しや再発防止対策が進められ、温かい地域づくりが期待されると考えられます。