令和2年第1回野田市議会臨時会が開催された。この会議では主に令和元年度一般会計の補正予算が議論された。
当初の出席者は議員25人で、議長は竹内美穂氏が務めた。欠席は中村あや子議員と栗原基起議員の二人である。議事は会議録署名議員の指名から始まり、内田陽一議員と染谷信一議員が署名議員に指名された。
次に、臨時会の会期についても議論された。会議中、竹内美穂議長が会期は本日1日と決定する旨を述べ、議員は異議なしと確認した。
続いて、議案第1号 令和元年度野田市一般会計補正予算(第9号)の提示が行われた。企画財政部長の中沢哲夫氏によると、今回の補正は歳入歳出予算や地方債の補正を含むもので、総額に約3億9,516万2,000円を追加する計画である。新たに518億8,674万3,000円に達する見込みだ。
特に、雨漏り改修工事やトイレ改修事業に関連する費用が前倒しされることが強調された。小中学校の緊急な工事に対応するため、優先度の高い10校と3校が対象となる。また、医療扶助の伸びに伴う生活保護費の増額も盛り込まれていることが議論された。
質疑応答では、市債や扶助費の補正内容についての質問が出されたが、質疑は終了した。その後、議案は総務委員会に付託され、全会一致で原案通り可決される運びとなった。最終的に、竹内美穂議長が全ての案件の審議が終了したことを報告し、午前11時24分に閉会となった。