令和2年3月12日の市議会において、様々な重要なテーマが議論された。
まず、芽吹学園の入所者の避難については、昨年の台風19号の際に50名の利用者を福田第二小学校に避難させたことが報告された。施設からの避難が深夜に行われたため、市は職員13名を派遣し、安全な避難支援を行ったという。保健福祉部長は、「深夜の避難は非常に難しい課題であったが、利用者の安全が確保された。」と述べた。
次に、ひきこもり問題について、市内では特に40歳から64歳の層が深刻であるとの調査結果が示された。相談機関であるパーソナルサポートセンターを通じて、支援が行われているが、適切な理解とアプローチが必要であると認識されている。そのため、購読や精神的なサポートの重要性が強調された。
地球温暖化対策についても、野田市は19年度に策定した実行計画に基づき、公共施設でのさまざまな削減活動を実施してきたことが述べられた。市の環境部長は、「市民や事業者への協力依頼が重要で、事業者への啓発活動を展開していきたい。」とコメントした。また、市は2050年までに実質ゼロを目指し、計画を進めている。
マイナンバーカードの取得状況も報告され、市全体での取得率は13.5%、職員の取得率は16.0%であり、今後さらなる普及が見込まれている。市は、マイナンバーカードを用いた利活用を推進し、特にコンビニ交付の導入を報告した。
最後に、道路不良箇所の通報状況について、市民から500件以上の通報が寄せられたことが説明された。制度の周知を徹底することで、通報数をさらに増やし、安全な飲酒環境を維持していく意向が示された。
以上のように、議会における議論は市民の安心・安全、そして未来に向けた取り組みについて豊かな内容であった。