令和4年第3回野田市議会臨時会が7月20日に開催された。
この会議では、会議録署名議員の指名や会期の決定が行われたほか、令和4年度野田市一般会計補正予算についても議論が交わされた。
議長の山口克己氏は、会議を開始し、まず会議録署名議員として河井哲弥議員と小林裕子議員を指名した。
続いて会期の決定が行われ、本臨時会の会期は1日と認められた。
議題に上がった議案第1号は、令和4年度の一般会計補正予算(第5号)で、歳入歳出の予算がそれぞれ4,000万円追加される内容であることが説明された。
企画財政部長の生嶋浩幸氏は、この補正が公共施設及び学校施設におけるPCB含有調査にかかる費用として、照明器具等の調査委託料を新規計上していると述べた。
質疑応答の時間には、調査委託業者の選定や調査対象件数などに関して活発な意見が交わされ、特にPCBの問題について深刻な健康被害の可能性が論じられた。
総務委員長の邑樂等氏は、議案に対する質疑が行われ、調査スケジュールの詳細や調査結果に基づく処分についても関心が寄せられたことを報告した。
討論では、PCB含有機器の徹底調査や廃棄処理費用が計上されていることを評価する意見が多く、議案は全会一致で可決された。
最後に、議長は全ての議案が審議を終了したことを告げ、議会を閉会した。
今回の臨時会では、非常に重要な健康問題に対する対策が強化されることが期待されている。