令和3年第5回野田市議会臨時会が開会された。
この臨時会では、会議録署名議員の指名と会期の決定が行われた。
さらに、令和3年度の一般会計補正予算が議題となり、審議が行われた。
初めに、議長の平井正一氏が会議を開くことを宣言する。
次に、議長は会議録署名議員として小椋直樹議員と木名瀬宣人議員を指名した。
会期は本日1日とすることに特に異議はなく、決定された。
議案第1号である一般会計補正予算については、企画財政部長の生嶋浩幸氏が提案理由を説明した。
追加される予算は、歳入歳出それぞれ8億円で、総額529億279万8,000円となる。
新型コロナウイルス対策に重点を置き、具体的には高齢者向けスマホ教室の受講料助成や、指定ごみ袋の無料引換券の配布を新設すると述べた。
また、水道料金の減額対策として、月々の検針分を無料にする補助金も新規計上される。
商工費においては、個人事業者へ定額10万円の協力金を支給し、飲食店等への感染防止対策備品購入費も支援すると明言した。
この補正予算に対して質疑は無く、その後総務委員会で審査が行われた。
総務委員長の椿博文氏は、検討された意見を報告し、全会一致で原案の可決が決定された。
補正予算について賛成討論が行われたが、今後の指定ごみ袋の配布時期について意見も出された。
小室美枝子議員は、高齢者支援や水道料金の免除策を評価しつつ、現行の配布方法について疑問を呈した。
全ての議案は異議なしで可決され、議会はすべての審議を終了し、閉会に至った。
今後の施策に注目が集まるところで、地域経済への影響が期待される。