令和3年6月の会議で、土地開発や生理の貧困、動物愛護に関するさまざまな問題が取り上げられ、市民からの相談や意見が議員たちによって発信された。市内では土地開発が進む中、近隣住民への影響が課題とされている。特に、環境保全課への相談が寄せられ、多頭飼育の問題や木の伐採に対する不安が高まっている。市は相談に適切な対応をする姿勢を見せるが、制度の限界もある。
特に多頭飼育においては、保護団体と市が連携し、飼い主の動きや地域住民の不安に応える取り組みを意識しつつ、動物愛護条例に従った指導が進められている。市長は、飼育についての具体的な指導が重要であり、また生理の貧困問題への対策を講じ、地域全体でその認識を高める必要性も訴えた。生理用品の配布については、現在の制度下で実施されており、状況の変化に注意しつつ、柔軟で迅速な対応が重要だとされている。
学校における感染対策も重要なテーマで、児童が安心して学べる環境づくりが求められている。プール授業に関しては十分な安全対策を講じ、部活動については感染症対策を徹底し活動が行われていると報告された。また、動物愛護に関する問題が指摘されたが、保健所と環境課の協力により、具体的な対応策が進められ、ボランティア団体とも連携することが重要だと言及された。
さらに、パラリンピックの聖火リレーに関しては、野田市内の活動が広報され、地域の理解を得ながらイベントが進められることが期待されている。市としては、不安を解消しながら、持続的な取り組みを行う重要性が強調された。それにより市民生活を守り、地域の特性を生かした対策を進めることが求められている。