令和5年第3回野田市議会臨時会が、5月12日に開会した。
議事は、まず会議録署名議員の指名から始まり、長 勝則議員および濵田勇次議員が選ばれた。
次に、議長の山口克己議員は、会期を本日1日と定める提案を行い、異議なく承認された。
続いて、令和5年度野田市一般会計補正予算(第3号)の提案が行われた。
企画財政部長の生嶋浩幸氏が補正予算について説明した。
この補正予算は、歳入歳出それぞれ7億2,874万3,000円を追加し、総額を538億3,565万1,000円とするものである。
特に、民生費には物価高騰対策として、低所得世帯向けに1世帯3万円を支給する給付金事業が新規計上された。
その他にも、自転車乗車用ヘルメット購入助成金や、老朽化した給食センターの用地取得費が含まれている。
歳入面では、新型コロナウイルス対策としての地方創生臨時交付金、新たな財政調整基金繰入金の増額が見込まれる。
その後、質疑に移るが、質疑は行われなかった。
議案第1号は総務委員会に付託され、休憩が宣言された。
再開後、総務委員長の邑樂等氏が、議案の審査結果を報告した。
討論の際、学校給食の質の向上や物価高騰支援の必要性が強調され、全会一致で原案が可決された。
最後に、議長はこの臨時会における全ての案件が終了したことを確認し、会議を閉会した。