令和4年3月7日、野田市議会でロシア連邦によるウクライナ共和国への軍事侵攻に対する決議案が提出された。
この決議は、深津憲一議員の提案によるもので、賛成者には竹内美穂議員、石原義雄議員、内田陽一議員などが名を連ねている。
提案内容には、ウクライナへの侵攻が国際法違反であるとの指摘があり、力による一方的な現状変更を強く非難する文言が目につく。2月24日に始まった侵攻による民間人の死傷者が発生しており、その影響は欧州を越えた国際社会全体に及ぶとしている。
さらに、決議案ではロシア軍に対して即時撤退を求め、国際法の遵守を強く訴える姿勢が示されている。加えて、日本政府に対して在留邦人の安全確保や国際社会との連携を求めている。
この決議案は、ウクライナの民主主義の回復と安定化を図るため、これまでの支援活動を踏まえた上での立場を明確にしたものと解釈できる。議会の一体感を持って、この重大な国際情勢への対応が討議されるよう求める動きが見られる。