令和6年鎌ケ谷市議会定例会が6月21日に開催され、様々な市政に関する一般質問が行われた。
主な発言には、北千葉道路の地下化やオンデマンド乗合バスの導入に関する質問が見られた。特に、伊藤仁議員は地下化のコストとベネフィットを再考する必要性を強調。国から提供されたコスト比較は具体的な数値が示されず、その透明性について疑問を呈した。
また、オンデマンド乗合バスの導入に関する質問では、伊藤議員が他自治体の事例を引き合いに出し、鎌ケ谷市における状況を考慮する必要性を訴えた。都市建設部次長の横山吉治氏は、導入に向けた認識を示しながらも、現状のコミュニティバスの需要が高まっていることを示した。
さらに、PFASに関する質疑も行われ、本市における環境調査の結果についての市民の不安を解消するため、健康調査や情報提供の強化が求められた。加えて、クーリングシェルターの設置や水遊び場についても熱中症対策として重要性が認識され、施設の運営に関する工夫や準備が進められることが強調された。
熱中症対策として、各公共施設におけるクーリングシェルターの運用についても話題に上がり、すべての市民が利用可能な形で、地域への情報周知を行っていくことが市の方向性とされている。