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鎌ケ谷市、今後の防災・認知症対策と魅力あるまちづくりへの取り組み

鎌ケ谷市議会で防災対策、道路行政、認知症対策などの議論が行われ、さらなる施策が求められました。
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令和元年鎌ケ谷市議会定例会が行われ、市政に関する一般質問が盛況に行われた。

まず、鈴木哲也議員が鎌ケ谷市の防災対策について質問した。防災対策は自治体の重要な役割であり、これまでの教訓を踏まえた地域防災計画の策定に力を入れている。市民生活部長の渡邊忠明氏は、「防災の主体は住民であり、自助、共助、公助による防災社会を築いていく必要がある」と強調した。

続いて、鈴木議員は道路行政についても言及し、特に市道3804号線と市道3812号線の改修を求めた。これらの道路は地域住民からの改善要望が多く寄せられており、都市建設部次長の貞方敦雄氏は、市道3804号線において自転車や歩行者の通行が多いため、改善を考えていると回答した。

認知症対策に関しては、葛山繁隆議員が言及し、認知症高齢者の支援を充実させるための施策が求められた。健康福祉部次長の西山珠樹氏は、「認知症は今後も増加する見込みであり、早期発見と早期対応が重要」と述べた。

教育環境に関して、河内一朗議員は市内の学校施設の整備状況を問うた。生涯学習部長の笠井真利子氏は、「すべての小中学校にエアコンを設置し、トイレの改修を進めている」と報告し、教育環境の向上に努めていることを強調した。

また、市民の意見として、流山市との人口増加率の違いに焦点を当て、鎌ケ谷市の独自の魅力の発信強化が求められた。総務企画部長の山﨑正史氏は、「名産の梨やファイターズタウンの活用など、受け入れ環境を整備し、魅力あるまちづくりを目指す」と述べた。

最後に、今後のまちづくりの方針として、地域住民との協働の重要性が訴えられ、全庁での連携が必要との声も上がった。市はこれからも、市民の意見を受け止めつつ、住み続けたいと思える町づくりを進める意気込みを示した。

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議会名令和元年鎌ケ谷市議会定例会
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