令和4年9月16日、鎌ケ谷市議会では市制施行50周年記念事業についての一般質問が行われた。松澤武人議員は、土地住宅政策における空き家問題の現状とその対策、鎌ケ谷小学校周辺の通学路安全対策に関する具体的な提案を行った。特に、空き家の増加に伴い、その管理と活用について持続的な対策が求められると強調した。
議会では、鎌ケ谷市の土地住宅政策についても議論が交わされた。松澤議員は、長期的な視点から見た空き家解消の施策についての必要性を訴え、市の今後の取り組みを市長に求めた。他の議員も加わり、鎌ケ谷市の発展に向けた土地利用の継続的な見直しが必要であると意見が一致した。
新型コロナウイルス感染症に関しては、健康福祉部によると、市民からの相談件数は急激に増加しており、特に発熱等の症状に対する不安が多く寄せられている。また、発熱外来の混雑を解消するために、千葉県新型コロナウイルス感染症検査キットの配布や、医療機関との連携を進めているとのことであった。
なお、鎌ケ谷市子どもの読書活動推進計画についても発表され、特に小中学校での読書活動への意欲を高める取り組みが強調された。不読率が高まる中、小中学生に向けた図書館の充実や、読書推進に関する今後の施策について話し合われた。市としては、今後も読書環境の整備やイベントの実施に注力していく方針である。
これらの議論を通じて、市制施行50周年を記念し、我々が住むこの鎌ケ谷市が将来にわたって市民にとって住みやすい環境を整える事がどのように推進されていくのかが議論の焦点となった。