令和元年9月10日に我孫子市議会にて定例会が開かれ、市政に対する一般質問が行われた。さまざまな議題が浮上し、子育て政策や地域の活性化が主なテーマとして取り上げられた。
特に市の一時預かり事業について、現在の状況が報告され、西側地域における保育施設の不足が指摘された。保育課の調査によると、需要はあるが空き状況を確認するのが困難であったため、今後、ウェブサイト上での情報提供が必要とされる。
また、すくすく広場やわくわく広場などの子育て支援施設についても、収納スペースの確保が課題となっている。そこで、駐車場の利用促進が求められているほか、子育て中の親が利用しやすい環境の整備が期待されている。
一方で、夜間保育の現状についても触れられ、利用人数は概ね一定であるが、待機が生じることもあるため、今後の対象拡大が望ましいとされた。さらに、ファミリーサポートセンターの利用も進められており、地域社会での支え合いの重要性についても意見が交わされた。
更なる地域の活性化のため、想定される商業地区の土地利用についても進捗が報告された。具体的には、下ケ戸地区にて農地転用が課題となっており、実現可能性を探るため県との協議が進められている。このような取り組みが新たなビジネスチャンスを狙うことにつながると期待が寄せられている。