令和3年6月25日に我孫子市議会は定例会を開催した。
議会では新型コロナウイルス感染症に伴う生活困窮者支援に関する議案が重要な議題として取り上げられた。
市長の星野順一郎氏は、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給するための議案第9号を提案する」と強調した。
今回は一般会計補正予算の追加が提案され、総額478億4,500万円に達する予定である。この補正で、生活保護に準じる困窮世帯を支援することが目的だ。
議案第9号は予算審査特別委員会に付託された。
また、議案第6号も可決された。こちらは、一般会計の補正に関するものであり、追加予算363,500万円を含む内容である。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、支援策の一環として審議された。
続いて、市長は人権擁護委員の候補者推薦についても説明した。候補者として石井美文氏と市橋望氏が推薦され、議会全体の同意を得て採決され、同意された。
教育に関する意見書も重要なトピックであり、請願第12号と第13号が採択され、国に対し教育予算の拡充や義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意思が示された。
この他、選挙管理委員及び補充員選挙の件についても話し合われ、制度に基づく指名推選が行われることが確認された。
この日は、全ての議題に関して審議が進められ、最後にはこれに伴い、我孫子市議会は令和3年第2回定例会を無事に閉会した。