令和3年の我孫子市議会定例会が、2月24日に開会した。
議長の西垣一郎氏が会議を開始し、会期は本日から3月22日までの27日間に決定された。続いて議会は委員紹介を行い、教育委員会委員に再任された蒲田知子氏が挨拶を行った。蒲田氏は、教育現場での25年間の経験を元に、地域との協力や教育の重要性を強調した。
市長の星野順一郎氏は、施政方針演説で新型コロナウイルス対策や地域経済支援に力を入れることを報告した。特にワクチン接種の準備について言及し、医療機関との連携を強化する姿勢を示した。
また、令和3年度の予算案として463億8,000万円を提案し、歳入減が見込まれる一方で、社会保障関連経費の増加などに対処するための厳しい予算編成を行った。特に、新クリーンセンターの建設や公共施設の老朽化対策が重要な課題であるとした。
今後も、地域の健康や安全を守るため、様々な施策を展開し市民生活の向上を図る旨を強調した。