我孫子市議会は、令和元年第3回定例会を9月2日に開会した。議長の椎名幸雄氏が出席議員23名を確認し、議事日程を進めた。
初めに、椎名議長が監査委員に選任された山口幹夫氏を紹介し、山口監査委員は新任の挨拶を行った。彼は、公正かつ適正な財務運営の確保を目指し、我孫子市の発展に尽力する意志を表明した。
次に、会期の件が議題に上がり、会期は9月2日から9月26日までの25日間と決定した。これに異議はなく、全会一致で承認された。
続く日程では、議案第1号から第23号、並びに報告第1号から第4号について説明が行われた。星野順一郎市長は、市政に関する一般報告を行い、若い世代の定住促進や少子化対策への取り組みを紹介した。
特に、市内の事業者や市民団体と協力して、我孫子市をPRする活動を行ったことが強調された。この活動により、多くの支持メッセージが寄せられたという。独自の取組みとして、最大17万円の住宅取得を支援する制度や、リフォーム支援が効果を上げているとのことだ。
また、婚活支援事業においても、我孫子市結婚相談所には多数の登録者があり、相談会や婚活イベントが開催されている。さらには、少子化対策として産後ケア事業が行われ、利用者数が増加していることも報告された。これらの施策が市民の生活に寄与するとの期待が寄せられている。
8月に行われた手賀沼花火大会は、30回目の節目として盛大に開催された。多くの来場者が訪れ、地域の活性化につながったという。様々な施策が進行中である中、星野市長は「我孫子の魅力を引き続きPRしていきたい」と述べた。
議長は、提案理由の説明を終えた後、議会は明日からの議案自宅審査のため休会に入ることを告知した。次回の会議は9月9日午前10時からの予定である。今後の動きに注目が集まる。