令和元年第4回我孫子市議会定例会が開催され、新たに議長と副議長が選出された。
西垣一郎議員が臨時議長として議長選挙を行い、当選者として自身が選ばれたことを発表した。議長選挙では、議員から提出された名簿に基づいて行われ、出席議員24名のうち、西垣議員が22票を獲得。議会運営の向上に向けて全力を尽くす意向を示した。
続いて副議長選挙も行われ、久野晋作議員が副議長に選ばれた。彼は、市民の信頼を獲得するため、市議会の役割を真摯に果たすと述べた。議長と副議長の新しい体制が整ったことで、これからの市政運営が期待される。
また、議会では常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任も行われ、各委員会のメンバー選出が完了。その後は、千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の議題が提起され、澤田敦士議員が選出されることを論議された。外部の問題への対応など、幅広い分野での議論が進展。市政報告では、復旧支援に関する補正予算についても触れられ、被害を受けた市民に向けての施策が発表された。
市長の星野順一郎氏は、最近の台風被害を受けた市民へのお見舞いの言葉や、災害からの復興支援のために積極的な財政措置を講じる意向を示した。特に、今回の台風による農業被害の回復を目指す支援制度が強調され、市内の農家への直接的な補助が必要との見解が述べられた。また、未来志向の地域づくりを推進するための方策が報告され、具体的な施策案も提示された。
新たな議会体制の発足とともに、市議会は市民の期待に応えられる実行力を有する議決機関としての役割を果たすことが求められる。今後の活動が市政のさらなる発展に寄与することが期待される。