令和6年9月27日、我孫子市議会において第3回定例会が開催され、重要な議案が審議された。
議案の中で特に関心を集めたのは、議案第2号の廃止および議案第7号の補正予算であり、これらは賛成多数により可決された。内田美恵子教育福祉常任委員長は、多くの議案が全員異議なく可決されたことを強調した。特に現行保険証の存続については、岩井康議員が強く支持し、記者会見の際に「現行の健康保険証の廃止は親切心に反する」と発言した。
さらに、決算審査特別委員会の報告において、令和5年度一般会計および特別会計に係る決算認定議案が提出され、いずれも賛成多数で認定された。日暮俊一決算審査特別委員長は、これらの議案について慎重な審査を行い、すべて適法であると報告した。特に、歳入歳出に関する問題を指摘し、次回の予算編成に向けての改善を促した。
請願に関しては、請願第5号が少数賛成により不採択となった一方、請願第6号と第7号は全員異議なく採択された。特に、第6号における義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書は、今後の教育資金に対する強い支持が示された。