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我孫子市議会が副議長選挙と市政に関する一般質問を実施

我孫子市議会は副議長選挙を行い、海津にいな氏が当選。市政に関する一般質問では、新型コロナ対策や食品ロス削減がテーマに。
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令和2年12月7日、我孫子市議会は定例会を開催した。

主要な議題として、副議長の辞職と市政に関する一般質問が議題にあがった。

議長の西垣一郎氏は、日程の第一に久野晋作氏の副議長辞職願が許可されたことを報告し、その後、副議長選挙が実施された。

副議長選挙では、海津にいな氏と芹澤正子氏が意見表明し、それぞれが副議長への熱い思いを語った。海津氏は、「ウィズコロナ、アフターコロナの厳しい時期において、議会の役割は重要だ」と強調すると同時に、「多様性やSDGsを意識した議会運営に努める」と述べた。芹澤氏は、議会の公平・公正な運営を重視し、透明性のある説明を行うことが大切だと訴えた。

その後、実施された副議長選挙では、海津にいな氏が17票の支持を受け、副議長に選出された。

続いては市政に対する一般質問が行われた。特に、早川真議員が新型コロナウイルス感染症対策について懸念を表明する場面が印象的だった。彼は、「現在、我孫子市では168名の感染者が確認されており、急速な感染拡大に対する適切な対応が求められている」と述べ、市の感染症対策の強化と透明な情報提供を求めた。この意見に対し、星野順一郎市長は、「吸収できる医療機関を増やし、市民への感染状況の逐次報告を行っていく」と答えた。

加えて、議員たちは今後の感染症対策の拡充、特に医療体制の強化、エッセンシャルワーカーへの支援、発熱外来の設置についても議論した。早川議員は、「発熱外来の情報提供が不足している」と指摘し、市に対し市民への周知に注力するよう求めた。

最後に、食品ロス削減策についても質疑がなされた。戸田智恵子議員は、「我孫子市として食品ロス削減に向けた具体的な計画を期待している」と述べ、市民に周知を行う重要性を説いた。市側は、食品ロス削減に向けた様々な取組を計画中であり、県と連携してさらなる支援を行う意向を示した。

議会開催日
議会名令和2年12月我孫子市議会定例会
議事録
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