令和3年3月22日、我孫子市議会の定例会が開催されました。
本日の議会では、いくつかの議案が審議され、特に帰納的な市の発展に貢献するための重要な内容が話し合われました。
日程の最初に、星野順一郎市長が議案の訂正について述べ、我孫子市基本構想の改訂に関する第11号議案が再検討された経緯を説明しました。市長は「市民によりわかりやすく示すため、慎重に再検討した」と強調し、議案の承認を求めました。市議会は、これに対し異議なく承認しました。
また、戸田智恵子総務企画常任委員長が報告した内容によると、議案第1号から第28号の審査結果も承認され、特に職員の服務と政治倫理に関する条例の改正が可決されました。戸田委員長は、他に請願2件が採択されたことを報告し、「我孫子市職員の資産公開に関する条例の一部を改正する条例も支持されました」と述べました。
さらに、教育福祉常任委員会からの報告では、医療費に関する請願が慎重に審査され、「75歳以上の医療費窓口負担について原則1割負担の継続を求める請願」が一致して採択されました。澤田敦士教育福祉常任委員長は、「子育て支援施策の強化が求められています」と訴えました。
環境都市常任委員会においては、新しい公園の整備を求める陳情が継続審査とされ、今後の進展が期待されます。高木宏樹環境都市常任委員長は「市民のニーズを重視し、快適な環境の構築に努める所存です」と述べました。
また、松島洋予算審査特別委員長からは、コロナ対策に関連する予算の審査結果についての報告があり、委員会で可決された案の概要が説明されました。予算案は全体で56億5,300万円に達し、増額の理由には新型コロナウイルスに対する取り組みが挙げられました。
一方、発議案では新型コロナウイルス感染症対策特別委員会による陳情が報告され、社会的PCR検査の実施が求められるものの、不採択とされました。
最後に、議長の西垣一郎氏は出席議員に感謝の意を表し、多くの職員がこの3月を持って退任することを報告しました。議長は「我孫子市のために尽力された職員に心から感謝申し上げます」と述べ、議会を終了しました。