令和6年4月8日、我孫子市議会臨時会が開催された。
今回は、令和6年度の一般会計補正予算や副市長の就任など、重要な議題が討議された。
初めに、早川真議長は副市長の渡辺健成氏を紹介した。渡辺氏は、星野市長の推薦を受け、4月1日付で副市長に就任したことを報告した。彼は、人口減少や公共施設の老朽化といった課題に対応し、職員と共に「未来につなぐ 心やすらぐ 水辺のまち 我・孫・子」の実現を目指すと力強く述べた。
続けて、議事日程に入った。議案第1号として、令和6年度我孫子市一般会計補正予算の提案が行われた。この補正予算は、歳入歳出それぞれ1億1,200万円を減額し、予算総額を466億4,800万円とするものである。特に湖北消防署庁舎の新築工事に絡む入札の不調を受けた調整が含まれている。
星野順一郎市長は、今回の補正予算の必要性を説明し、十分な審議を通じた可決をお願いした。
その後、報告第1号から報告第4号までの地方税法の改正に関する報告も行われた。これに対して、議会運営委員会は手続きを省略し、迅速な承認の採決を行うことが提案された。議決の結果、すべての報告は承認されることとなった。
また、議案第1号に対する質疑は行われず、総務企画常任委員会から提出された委員長報告が全員異議なく可決された。これにより、議会はこの日付の臨時会を終了した。
議長の早川氏は、今期臨時会のすべての議案が審議終結したことを報告し、会議は散会した。