令和3年9月27日、我孫子市議会では定例会が開催され、
議案および請願の総括審議が行われた。
議案第1号から第20号までの各議案に加え、請願第14号も審議対象となり、
いずれも全員一致で可決されたことが報告された。
戸田智恵子総務企画常任委員長は、
印鑑条例の一部改正や職員定数条例の改正についての審査結果を報告。
いずれも原案の通り可決すべきとの決定がなされたと述べた。
続いて、澤田敦士教育福祉常任委員長が
教育福祉関連の議案について報告し、
同様に全員異議なく可決された旨が伝えられた。
高木宏樹環境都市常任委員長も、その後の議案の進捗を報告し、
こちらもすべて原案どおり可決すべきとの決定が下された。
重要な議案の一つである令和3年度一般会計補正予算は、
日暮俊一予算審査特別委員長により報告された。
歳入歳出に7億700万円を追加し、総額は
d486億200万円に達するという。この予算には
新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保や、
手賀沼公園の整備が含まれており、全員一致で可決された。
さらに、令和2年度の各種決算についても審議が行われ、
椎名幸雄決算審査特別委員長が報告。
すべての議案が認定され、迅速な効率的運用が求められたことも強調された。
最新の議題として議案第21号、
人権擁護委員の推薦案が取り上げられ、
星野順一郎市長が推薦理由を述べた。
全議員から賛同を得て、即時採決が行われ、
荻野裕也氏が人権擁護委員候補者に推薦された。
加えて、発議案第1号では障害者虐待防止法の改正を求める意見書が提出され、
採決の結果、全員一致で可決された。
さらには、コロナ禍に対する財政支援や、再審法の改正を求める意見書も
aそれぞれ全員の賛成により可決された。
これにより、市の立場が明確に示され、
必須な改正を求めていく姿勢が示された。
最後に、茅野理議会改革特別委員長が
議会改革に向けた報告を行い、
具体的な改正案の時期についても触れられた。
このような議論を経て、
我孫子市議会の今期定例会は成功裏に閉会した。