我孫子市議会の令和元年6月定例会が6月20日に開催され、重要な案件が審議された。
議議の冒頭では、全国市議会議長会からの永年勤続議員の表彰が行われた。
式典では、印南宏議員が35年表彰を受け、豊島庸市議員が同じく表彰された。さらに、内田美恵子議員と茅野理議員は15年表彰を、海津にいな議員は10年表彰を受けた。
印南宏議員は、表彰を受けた際に議員としての使命を述べ、有権者や同僚議員への感謝を強調した。彼は、少子高齢化や社会保障の問題が今後の課題であると指摘し、持続可能なまちづくりへの意欲を示した。最後に、表彰を機に真摯に努力すると誓った。
続いて、議案第1号から第10号が一括議題にされ、総括審議が行われた。
総務企画常任委員長の芹澤正子氏は、森林環境譲与税基金条例の制定を含む4件の議案が全員一致で可決されたと報告した。続いて、教育福祉常任委員長の高木宏樹氏が教育関連の条例改正について報告し、また陳情の審査結果も伝えられた。ここでは、不採択とされた陳情もあった。
環境都市常任委員長の海津にいな氏は、我孫子市の水道事業会計に関する議案が原案通り可決されたことを報告し、予算審査特別委員長の西垣一郎氏は、令和元年度我孫子市一般会計補正予算(第1号)についての報告を行った。議案は全て異議なく可決され、歳入歳出はそれぞれ381億4100万に達する見込み。主な事業には森林環境譲与税基金や予防接種事業、プレミアム商品券発行が含まれる。
議案第11号では、監査委員の再任について言及され、山口幹夫氏の選任が全員の同意を得て決定した。議長の椎名幸雄氏は、今期定例会に付議された案件の審議を終了し、会議は無事に閉会した。