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我孫子市議会、令和4年度予算案を承認  新型コロナ対策や高齢者・児童虐待対策も議論

我孫子市議会は令和4年度予算案を承認。予算総額478億円で新型コロナ対策と虐待対策が重点に。
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令和4年3月に行われた我孫子市議会では、重要なアジェンダとして新年度予算案や新型コロナウイルス感染症対策が議論された。

市長の星野順一郎氏は、令和4年度の一般会計補正予算案を提案。新型コロナウイルス感染症に苦しむ市内事業者への支援を目的としたもので、一般会計補正予算が増額されることが確認された。

予算総額は約478億6,000万円で、歳入・歳出それぞれに2億1,000万円が追加される。

星野市長は、感染対策として行った事業が市民生活に与える影響を強調した。また、「新型コロナの影響を考慮しながらも、地域経済の回復に向けた取り組みは一層重要である」と述べた。

一方、高齢者虐待対策に関しては、令和元年度から令和3年度の統計が参照され、身体的・心理的虐待が大半を占めており、市と関係機関が連携して対応していることが説明された。特に、介護疲れに起因するケースが増えていることも懸念材料として挙げられた。

児童虐待については、令和3年度の新規相談件数が前年を上回っており、心理的虐待の割合が高まっているとの指摘。市では児童相談機関との連携強化や意識啓発活動を継続する方針である。

また、デジタル田園都市構想を推進する中で、リモート授業の環境整備やオンライン診療の普及も重要な課題として扱われ、教育や福祉の両側面においてデジタル化が急務であることが確認された。

さらに、プラスチック資源循環促進法の施行に伴い、我孫子市としてもプラスチックごみゼロ宣言を掲げる必要性や、地域住民への意識啓発活動が強調され、県との連携による改善策が模索されている。

地籍調査については、過去数年間、進捗が遅れている現状があり、今後は基準点整備などの取り組みが行われる予定。最終的な目標として、土地利用の効率化と適正な管理が求められている。

通学路の安全対策に関しては、県との協働により危険箇所の整備が進んでおり、縦の連携を強化して市民の安全を守る姿勢が示された。

議会開催日
議会名令和4年3月我孫子市議会定例会
議事録
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