令和2年12月22日、我孫子市議会第4回定例会が開催された。
この会議では、議案第3号から第22号までの総括審議が行われ、重要な決定がなされた。
各委員長が審査結果を報告し、特に総務企画常任委員会の戸田智恵子委員長は、議案に関して異議なく可決すべきとの意見を表明した。
その中で、議案第10号「我孫子市火災予防条例の一部改正」や、議案第15号「柏市・我孫子市消防通信指令事務協議会廃止」に関しては原案通りの可決を決定した。
また、請願についても重要な審議が存在した。
請願第7号は期日前投票所の増設を求めるもので、閉会中の継続審査となったが、請願第8号は消費税率の引き下げを求める意見書が不採択となる結果となった。
教育福祉常任委員会では、議案第3号「我孫子市国民健康保険条例改正」を含む計10件の議案が異議なく可決された。
この中には、令和2年度の補正予算や、タブレット型端末に関する議案も含まれる。
これに伴い、請願第6号は少人数学級の実現を求める内容であり、全員一致で採択された。
環境都市常任委員会もまた、全ての議案について異議なく可決した。
報告において、高木宏樹委員長は、我孫子市の環境向上のための条例改正案の意義について強調した。
さらに、予算審査特別委員会では、令和2年度我孫子市一般会計補正予算(第7号)が可決され、新型コロナウイルス感染症対策や教育関連の支出が重要視される結果となった。
日暮俊一基本構想審査特別委員長の報告では、我孫子市の基本構想の審査が非常に重要であると指摘され、今後の議論の必要性を訴えた。