令和元年6月3日、我孫子市議会の定例会が開かれた。議題には、今期定例会の会期や様々な議案が含まれている。
会期は本日から6月20日までの18日間とすることが決定された。議長の椎名幸雄氏がこの旨を述べ、異議なしとの声が上がった。
また、議会録の署名議員として、芹澤正子議員と岩井康議員が指名された。次に、星野順一郎市長が市政一般報告を行った。
星野市長は、教育委員会の職員による公金横領事件について謝罪。市民の信頼が損なわれたことを強調し、再発防止に向けた取り組みを約束した。さらに、高野山新田エリアの活性化や、手賀沼花火大会の開催など、多岐にわたる市政報告が行われた。
手賀沼花火大会については、8月3日に柏市と合同で開催予定で、湖上から13,500発の花火が打ち上げられる。この際、観覧席の販売が行われることが発表された。
加えて、農業委員会の三須清一会長が就任の挨拶をし、地域の農業振興への協力を呼びかけた。この他にも、我孫子駅へのエレベーター設置や水害対策、子ども食堂の開設など多くのプロジェクトが報告された。
市長は、ふるさと納税制度の充実についても触れた。寄附金受け付けの窓口を拡大し、寄附者の利便性向上に努める考えを示した。