我孫子市議会定例会が令和4年11月28日に開会し、重要な議題が多く取り上げられた。
その中でも特に注目されたのは、副議長辞職の件である。海津にいな副議長からの辞職願が受理され、議会はその辞職を認めることに異議がないとした。
副議長の選挙も行われ、芹澤正子議員が選出された。芹澤氏は就任の挨拶で、「市政の発展のため微力ながら尽力したい」と抱負を述べた。
次に会期の件では、今回の定例会の会期が12月15日までの18日間と定められた。この会期中には、議案第12号の総括審議がある。
星野順一郎市長が市政に関する一般報告を行い、新型コロナウイルス感染症対策や生活支援金に関する施策が述べられた。特に、65歳以上のワクチン接種率が高く、その重要性が強調された。
生活支援策として、低所得の子育て世帯への特別給付金支給の報告も行われ、迅速な対応が評価された。また、市内農業者への支援についても言及があり、一連の支援策は実施済みであり、さらなる支援の準備も進められている。
新型コロナの影響が依然として残るなか、公共交通の維持を図るための施策として、私営交通事業者への支援金支給の案もあることが報告された。市では、市民の生活を支えるために様々な方策を講じていることが指摘された。
議案の審議も行われ、議案第12号の補正予算については支出の増額が決定され、特に高校生の生活支援に向けた取り組みについても再確認された。また、保護者の負担軽減を図るための給食費補助策も新たに導入される予定である。
議会では、環境問題や観光振興策も話題に上がり、持続可能な地域社会の実現に向けた姿勢が市議会より示された。今後も市民の声を反映した議論が進められることが期待される。